ワイトモの街は、オークランドの南、車で3時間ほどのところに位置しており、北島中央であるワイカト地方にあります。ワイトモの町は、100年以上前から、洞窟見学で世界中の旅行者を魅了してきました。地上の青々とした牧草地とは対照的に、その地下には400を超える洞窟が確認されています。一般の旅行者がエコ・アドベンチャーなどのアクティビティを楽しむことができるのは、その中のいくつかの洞窟に限られています。
ワイトモ洞窟[Waitomo Caves]
マオリ語でワイトモの「ワイ」は水、「トモ」は穴や立坑を意味しています。
雨の浸食によって石灰石にひび割れが起こって形成された洞窟は、3000万年以上もの時を経て現在のような大きな洞窟に成長しました。何千年という長い年月をかけて少しずつ成長してきた鍾乳石や石筍などが不思議な魅力を出しており、大自然が造り出した不思議な景観を楽しむことができます。
ワイトモには、グロウワーム洞窟[Glowworm Cave]、アラヌイ洞窟[Aranui Cave]、ルアクリ洞窟[Ruakuri Cave]の3つの洞窟があり、それぞれにツアーやアクティビティがあります。どの洞窟にも幻想的な光を放つツチボタルが生息しており、その神秘的な美しさを味わうことができます。さらに、洞窟の外にある森林を歩くコースも用意されています。
ツチボタル[Glowworm]
ツチボタル(学名アラクノエアンパルミノサ)は珍しい虫で、ホタルと同じく光を発します。ツチボタルは、実はハエの一種である昆虫で、光っているのはその幼虫です。
どうして発光するの?
ツチボタルが明るい光を発するのは、エサとなる小虫をおびき寄せるためです。まず粘液とシルクで空洞のチューブ状の巣を作り、シルクの糸でこれを洞窟の天井に接着。巣の下には、釣り糸の役割を果たすネバネバした粘液でコーティングされた、20〜30本の糸がぶら下がっており、光におびき寄せられ、巣のまわりを飛び回っていた小虫は、この粘着性のある糸のワナにかかり、ツチボタルは、釣り糸を引き上げてエサにありつくのです。
グロウワーム・ケーブ・ツアー[Glowworm Cave Tour]
ツアーでは、珍しい形や変わった形をした鍾乳石や石筍を見学しながら、興味深い歴史や地質学の話をガイドから聞くことができます。その後、ボートに乗り、ニュージーランドにしか生息しないツチボタルの幼虫が神秘的な光を放つ洞穴を通っていきます。
| ブラックウォーターラフティング |
ニュージーランド特有のアクティビティです。これらは、車のタイヤのような膨らんだゴム製の浮き輪を利用して、地下を流れる川を下るスリル満点のアクティビティです。
両社とも、スリルのレベル、ツアーの所要時間、洞窟の選択など、様々なオプションを用意しています。もっと過激な体験を希望するなら、アブセイリングやクライミング(ザイルを使って絶壁を下降したり登ったりするアクティビティ)を組合わせることができるツアーもあります。 |
ツアー体験記
ツアーは1時間ごとに出発しています。受付で時間まで待っていると、やがて奥に進むように言われ進んでいきます。そして洞窟の入り口で、ガイドさんを待ちます。「洞窟内は写真(ビデオ)撮影が禁止」という案内からはじまり、滑りやすい足元に注意してくださいなどの諸注意があります。
少しずつ進んでいき、いよいよ洞窟の中へ入っていきます。ガイドさんの説明を聞き、気が遠くなるほどの年月をかけてできあがった自然の不思議さに感動しているうちに、見どころである大聖堂の鍾乳洞へ。天井が高く、しかも鍾乳石がまるで教会建築のようなに見えるんです。自分の声も不思議なくらいこだましています。
30分ほどそうして鍾乳洞を見学したあと、洞窟内の川に移動し、今度はボートに乗り込みます。ここからツチボタルの見学です。ボートはガイドさんが動かすのですが、櫓や竿は使いません。洞窟の天井に張り巡らされたロープや垂れ下がっている鍾乳石を手でたぐり、ボートを動かしていきます。隣に誰がいるのか分からないほど真っ暗な中をボートが静かに進んでいくと、天井一面に光り輝くツチボタルが現れました。実際にはツチボタルの姿は見えないのですが、発する光が、まるで天の川のようでした。ボートに乗っている観光客からは静かなため息が聞こえてきます。この瞬間を感じるためにやってきたと思える時間でした。
ボートが洞窟を出て、そこでツアーは終了です。お土産物コーナーを通り、受付付近へ戻るおよそ50分のツアーです。
ワイトモへ行くツアー
オークランドから南方にあるワイトモへ行くツアーです。ワイトモでは世界的に有名な土ボタルがいる洞窟をガイド付きボートツアーでお楽しみ頂けます。それからロトルアへ行くツアーもあり、見所もたくさんです。日本語ガイド付きのツアーなので安心!