1894年、ニュージーランドではじめての国立公園、そして世界でも2番目の国立公園として指定されました。1990年には自然遺産として、1993年には文化遺産として登録された、国内唯一の複合世界遺産です。
トンガリロ国立公園
トンガリロ国立公園は北島中央に位置しており、トンガリロ(1,967m)、ナウルホエ(2,291m)、ルアペフ(2,797m)と3つの活火山を擁する高原地帯。面積は約7万7千ヘクタールあります。
トンガリロ国立公園の楽しみ方は、やはりトランピング。20分の手軽なネイチャーウォーキングから、数時間のコース、また5日間をかけてマウント・ルアペフを一周する本格的コースまで、数多くのトランピングコースが用意されています。
その中で、毎夏およそ7万人もの人々が歩くほど人気を集めているのが「トンガリロ・アルパイン・クロッシング(Tongariro Alpine Crossing、トンガリロ横断コース)」です。
歩行距離17キロ、所要約8時間、トンガリロ国立公園南の起点マンガテポポから、北側のケテタイの間を縦走します。この17キロの間にサウスクレーター、レッドクレーター、エメラルドレイク、ブルーレイクやケテタイ温泉があり、蒸気の上がる噴火口や過去の噴火で流れた溶岩の跡など、トンガリロ国立公園の絶景を随所に楽しむことができます。ちなみに、ルアペフ山は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の「ドーム山」として映画にも登場しています。
ルアペフ山では、7月から10月くらいまでスキーができます。「ファカパパ」と「トゥロア」という二つのスキー場があり、北島でスキーができる場所はここだけですので、多くのスキーヤーで賑わいます。アクセスしやすい「ファカパパ」スキー場のほうが利用客は多く、ルアペフ山の北斜面、標高差675メートル。初心者から上級者まであらゆるレベルのスキーヤーが滑っています。「トゥロア」スキー場は、ルアペフ山の南西斜面、標高差720メートルあり、大きなリフトの存在が有名です。
夏はトレッキング、冬はスノースポーツを楽しむ人々がやってくるトンガリロ国立公園。あなたは、このトンガリロ国立公園でどんな楽しみ方をしますか?
おすすめトレッキングコース
| トンガリロ・クロッシング[Tongariro Crossing] |
ファカパパビレッジからバスでマンガテポポ小屋まで行き、ケティタイ小屋までつづく17キロのトラックを北上していくコース。スタート直後は平坦だが、1時間ほど歩くと正面に絶壁が訪れ、その壁を上っていく。険しい道が続くがエメラルド湖など青い湖を見たら来た甲斐があったと思えるだろう。 |
| タラナキ・フォール[Taranaki Falls] |
ダイナミックな滝を目指して歩く人気ループコース。下側のLower Trackから静かな渓流沿いを進んだほうが滝との対面を満喫できる。その後滝の上部へ上り、草原地帯のUpper Trackを戻る、一周2時間強のコース。 |
| タウファイ・フォール[Tawhai Falls] |
| ファカパパ・ビレッジからゴルフコース沿いに4キロほど下った道路脇にある火山の溶岩のくぼみから落ちる滝を見に行く往復20分のコース。 |
ファカパパビレッジ内宿泊施設
ベイビュー・シャトー・トンガリロ・ホテル[Bayview Chateau Tongariro]
ファカパパビレッジにある人気のホテル。フランス風のお城が美しく、背後にルアペフ山を望める立地。トンガリロクロッシングのバスはこのホテルと正面の駐車場から出発。
http://www.chateau.co.nz/
スコーテル・アルパイン・リゾート[Skotel Alpine Resort]
景観がよく、快適なホテルルームやホステルタイプの部屋もあり、バックパッカーにもおすすめ。冬期はスキーリフトまでのシャトルサービスを行っている。
http://www.skotel.com/
ファカパパ・ホリデーパーク[Whakapapa Holiday Park]
テントサイト、キャビン、ロッジなどが用意されており、バーベキュー施設も完備。売店もあるので、キャンプスタイルを望む方におすすめ。
トンガリロへのアクセス
車で行く
オークランドから車で約5時間。国道1号線を南下し、ハミルトンから国道3号線、さらに4号線に入り、国立公園を目指す。タウポ経由の場合は、国道1号線を利用。
バスで行く
オークランドからトゥランギまでインターシティバスで約6時間。トゥランギからアルパインシーニックツアーズバスに乗り継ぎ約1時間。
列車で行く
オークランドからナショナルパークまで約5時間30分。ナショナルパークからアルパインシーニックツアーズバスに乗り継ぎ約20分。